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土地を見る時のポイント!

2024.06.28
土地探しのアドバイス

皆さんこんにちは!(^^)

皆さんは土地を探す際に、どのような所を確認されていますでしょうか。
恐らく、何を見れば良いか分からない!という方も多いかと思います。(汗)

そこで今回は、現在取引している物件を題材に、どのような点を確認し、
取引を行なったかをお伝えしたいと思います!

もしかしたら他の物件にも通じる点があるかもしれませんので、
是非最後までご覧下さい!

 
 
まず、現在取引している物件がこちらです!

北側、西側に道路が接しているような敷地です。
既に確定測量は完了しているので、境界線や工作物の所有権は分かっています。

その上で、どういった点を確認し書類を作成したかをお伝えしていきます。(^^)

①塀の維持管理について

こちらの画像の塀は、取引している土地側の所有物です。
土も当たっていますので、将来この塀が壊れてしまう可能性もあります。
ですので、買主さんにはこれを維持管理する責任があるという事を書類に記載し、
重要事項説明でお伝え致しました。

もし、この塀が誰のものか分かっていない場合は、確定測量を行い
所有者が誰かを明らかにする作業を行う事が大切ですね!

②擁壁の維持管理について

こちらの擁壁も、取引している土地側の所有物です。
先程の①よりも高く、更に土の力を受けていますので、
安全とは言えません。(汗)
その為、こちらの擁壁も維持管理する責任があるという点を、
しっかりお伝えしました。
 
③電線について

今回の敷地には、電柱とワイヤーサポートが北西角と西側にあります。
その電柱から引かれている電線と、ワイヤーサポートが敷地に越境していました。
建築の邪魔になる可能性もあるので、上を見上げる事も非常に大切です!

④どこまでが誰の管理か?

この画像の擁壁は、隣まで続いており一体となっています。
将来破損した場合に、「どこまでが誰の管理すべきか」を隣と共有しておく事が大切です。
今回は私の方で維持管理についての覚書を作成し、隣と交わして頂きました。
 
 
 
如何でしたでしょうか。
今回ご紹介した物件ですと、上記の内容がポイントになってくる土地だったと思います。
 
買主側の立場に立つ不動産屋でないと、これらの調査や説明はされない事が多いと思います。

 
皆さんが現地確認しても難しい内容もありますので、
そんな時は買主専門店にお任せください!(^^)

お待ちしております!

 
 
桂山