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農地転用について

2023.11.20
土地探しのアドバイス

皆さんこんにちは!
 
今回は、農地転用についてお話ししたいと思います。
 
 
農地とは、いわゆる田んぼや畑を指します。
今まで土地探しをお手伝いしてきた方の中には、

「大きめの土地を探しているんだけど、地目が田や畑の土地は
 家が建てられるの?」
 
というご相談もありました。
 
確かに大きい土地を探していると、田畑の売り物件は
目につきやすいですよね!(^^)
 
 
結論から言いますと、
地目が「田」や「畑」のままでは、家は建てられません。
 
そもそも、地目が「田」や「畑」の土地は、
農業従事者しか購入をする事すら出来ません。
 
 
実はそうなんです。(^^;;
 
では、
「家を建てたいなら、地目が田や畑の土地は全部ダメなの?」
というと、そういうことでもありません!
 
ただ、ある手続きが必要になります。
 
 
それが、「農地転用」です。
 
 
農地転用とは、その言葉の通り、
「農地を農地以外に転用する」手続きです。
 
 
農地転用にもいくつか種類がありますが、
地目を変更し、かつ売買により所有者が変わる場合には、
 
農地法5条の届出を、農業委員会などの許可権者へ行うことで、
地目を変更する事で、建築が可能になります!
 
 
ただ一点、気を付けておかなければいけない事があります。
 
それは、
「どんな田畑でも、農地転用できるわけではありません!」
 
 
その一つの目安は、その土地が、
「市街化区域にあるか、市街化調整区域にあるか」
という点です。
(市街化区域、市街化調整区域について、詳しくはこちら!
 
 
市街化区域の田畑は、基本的に農地転用が可能な土地が多いですが、
市街化調整区域は、「市街化を抑制したい地域」ですので、
田畑の農地転用は出来ない可能性が非常に高いです。
 
 
なので土地探しをする時は、
地目にも注意して探してみると良いかもしれません!(^^)
 
 

田畑ですと、場合によっては造成が必要になる土地もありますので、
 
安いからといって飛びつくと非常に危険です!
 
 
おもち不動産では、そういった費用も含めて調査、提案を致します!

ぜひ、田畑での建築を検討されている方も、
気軽にご相談ください!(^^)
 
 
問い合わせ、お待ちしております!
 
 
桂山